リライブ・BAKUNE・ベネクス、比較すると結局どれが最強なのか?
毎日の仕事で疲労を抱えているあなたがこの3大ブランドで迷っているなら、結論は一つです。
「万能な1着」を探すのはやめて、「目的」に合わせて使い分けてください。
なぜなら、これらは同じリカバリーウェアでも、アプローチするメカニズムが全く異なるからです。
- BAKUNE:深部体温を調節し、睡眠の質を変える
- ベネクス:副交感神経に作用し、休息を深める
- リライブ:身体機能をサポートし、活動を楽にする
例えば「8時間寝ても朝から体が重い」という悩みにはBAKUNEが最適。
一方で、「夕方になると肩がガチガチに固まる」という悩みにはリライブシャツが必要です。
本記事では、50着以上のリカバリーウェアを自腹検証した私が、2025年の最新法規制とエビデンスに基づき3社を徹底比較しました。
林 直哉あなたの「デスクワーク疲れ」と「睡眠不足」を解消する最適な投資先を、エンジニア視点で論理的に解説します。
👤 この記事を書いた人:睡眠環境プランナー・林 直哉
睡眠健康指導士・リカバリーウェア専門レビュアー
- IT企業のエンジニアを経て、睡眠環境学と機能性衣料素材を専門とするレビュアーに転身。
- 過去5年間で50着以上のリカバリーウェアを自費購入し、スマートウォッチによる睡眠データ計測と着用感を検証し続けている。
- 「メーカーのカタログスペックではなく、実際の生活でどう役立つか」を追求する姿勢が、多くのビジネスパーソンから支持されている。
リライブ・BAKUNE・ベネクス違い比較表【2025年最新版】
まずは結論として、3大ブランドであるリライブ・BAKUNE・ベネクスのスペックと特徴を網羅した比較表をご覧ください。
それぞれの「得意領域」が全く異なることがお分かりいただけるはずです。
| 比較項目 | BAKUNE (睡眠特化) |
VENEX (休養特化) |
リライブシャツ (機能向上) |
|---|---|---|---|
| コンセプト | 睡眠環境の最適化 |
休養時専用 (リラックス) |
身体機能の向上 |
| メカニズム |
深部体温調節 SELFLAME® (血行促進) |
副交感神経ケア PHT繊維 (ナノプラチナ) |
筋力・柔軟性 鉱石プリント (経絡刺激) |
| 医療機器 (2025年時点) |
あり (新基準適合) |
あり (新基準適合) |
なし (対象外モデル) |
| 推奨シーン |
🛌 就寝時 (パジャマ) |
🍵 リラックス (部屋着) |
🏃♂️ 日中・活動時 (インナー) |
| 着心地 |
肌触り重視 寝返り設計 |
ゆったり 締め付けゼロ |
伸縮性重視 フィット感 |
| こんな人に |
泥のように 眠りたい人 |
家でダラダラ 休みたい人 |
仕事中の 負担減したい人 |
表を参考に、以下のような基準で自分に合ったリカバリーウェアを選んでいきましょう。
- BAKUNE:「睡眠の質」に特化。寝ても疲れが取れないならこれ一択。
- VENEX:「リラックス」に特化。家に帰っても気が休まらないならこれ。
- リライブ:「動作サポート」に特化。デスクワーク中の姿勢維持や肩こり対策ならこれ。
このように、3つのブランドはそれぞれ「得意な戦場」が明確に異なります。
どれか一つが絶対的に優れているのではなく、あなたの抱える課題(睡眠不足なのか、日中の疲労なのか)によって「正解」が変わるのです。
では、なぜこれほどまでに特徴が異なるのでしょうか?
その理由は、各社が独自に開発した「テクノロジー」と、2025年に大きく変わった「医療機器としての定義」に隠されています。



次からは、エンジニア視点でその決定的な違いを深掘りしていきましょう。
なぜ「着るだけ」で差がつくのか? 2025年、リカバリーウェア選びの「新常識」
「着るだけで疲れが取れる」という、リカバリーウェアの一見怪しい謳い文句、ありますよね。
魔法のようですが、その裏には繊維工学に基づいた明確なメカニズムが存在します。



しかし2025年現在、そのメカニズム以上に私たちが注目すべきなのが「ルールの変化」です。
実は、リカバリーウェアを取り巻く法的な環境が激変しました。
これまでの「なんとなく良さそう」という選び方では、思わぬ誤解や失敗を招く可能性があります。
まずは、すべての前提となるこの重要な変化から押さえておきましょう。
医療機器の定義変更がもたらした影響
2025年、リカバリーウェア市場は大きな転換点を迎えました。
これまでは「血行促進」を謳う多くの製品が一般医療機器として販売されていましたが、2025年8月に厚生労働省による「家庭用遠赤外線血行促進用衣」の定義が厳格化されたことをご存知でしょうか。
この定義変更により、衣類全体で遠赤外線を輻射(ふくしゃ)することが新たな要件となりました。
その結果、プリント加工で部分的に効果を持たせていた一部のリカラリーウェア製品は、医療機器の定義から外れることになったのです。
リライブシャツの現状と正しい理解
特に注目すべきは、リライブシャツの一部製品が医療機器の定義変更に伴い自主回収(クラスI回収)の対象となった事実です。
ここで誤解していただきたくないのは、この自主回収は「効果がない」ことを意味するものではなく、あくまで「新しい医療機器の定義(全体輻射)に適合しなくなった」という法的な区分の問題であるという点です。
リライブシャツと一般医療機器の関係は変化しましたが、リライブシャツが持つ物理的な身体機能サポート力(着るテーピング効果)自体が失われたわけではありません。
一方で、BAKUNEやVENEXは新基準を満たす一般医療機器として、引き続き信頼性を担保しています。
私たちは今「医療機器だから安心」という単純な思考を捨て、それぞれのウェアが持つ「技術的な特性」と「現在の法的ステータス」を正しく理解した上で選ぶ必要があるのです。


上図の通り、同じ「リカバリーウェア」というカテゴリでも、その立ち位置は明確に分かれています。
BAKUNEとVENEXは「医療機器」として血行促進や休養をサポートする一方、リライブシャツは「身体機能」に特化した独自のポジションを確立しています。



つまり、これらは競合製品というよりも、全く異なる課題を解決するためのツールなのです。
では、それぞれのウェアは具体的に身体の「どこ」に、どのような「技術」でアプローチしているのでしょうか?
その決定的な違いをエンジニア視点で解剖していきます。
3大ブランドの「メカニズム」をエンジニア視点で深掘り解説
冒頭の比較表で示した通り、リライブ、BAKUNE、ベネクスの3社は、技術的アプローチ(解決しようとしている課題)が全く異なります。
ここではそのメカニズムをさらに深掘りします。
1. BAKUNE (TENTIAL) × 深部体温
BAKUNEと深部体温には明確な因果関係があります。
BAKUNEに使用されている特殊繊維「SELFLAME®」は、着用者の体温を輻射して血行を促進します。
つまり、BAKUNEは「睡眠の質(特に入眠)」をハックするためのウェアです。
2. VENEX (ベネクス) × 副交感神経
VENEXの最大の特徴は、副交感神経への作用です。
ナノプラチナなどの鉱物を練り込んだ特殊素材「PHT」が、微弱な電磁波を発し、自律神経に働きかけます。
これにより、強制的にリラックスモード(副交感神経優位)へ切り替えることを目的としています。
VENEXは「休養(リラックス)」に特化したウェアと言えます。
3. リライブシャツ × 身体機能
リライブシャツは、デスクワークにおける物理的な身体機能サポートとして機能します。
医療機器の枠組みからは外れましたが、鉱石プリントが経絡(ツボ)を刺激し、筋肉の連動性を高める「着るテーピング」としての効果は健在です。
これは血行促進というよりは、筋力や柔軟性の即時的な変化を狙ったものです。
失敗しない「目的別」最適解|あなたの悩みはどっち?


ここまで、各ブランドの技術的な違い(スペック)を解説してきましたが、正直なところ
「理屈はわかったけど、結局どれを買えばいいの?」
と迷われている方も多いのではないでしょうか。
重要なのは最も高機能なものを選ぶことではなく、あなたの「一番辛い悩み」と「ライフスタイル」に合致するものを選ぶことです。
ここからは、抱えがちな3つの典型的な悩みにフォーカスし、それぞれのケースにおける「最適解」を提示します。



ご自身の現在の状況と照らし合わせながら読み進めてみてください。
Case A: 「泥のように眠りたい」あなたへ → BAKUNE一択
もしあなたが、
- 「夜中に目が覚める」
- 「朝起きた瞬間から疲れている」
という睡眠の質に関する悩みを抱えているなら、迷わずBAKUNEを選んでください。
睡眠の質を上げるためには、寝入りばなに体温を下げることが不可欠です。
BAKUNEのSELFLAME素材が血行を促進し、深部体温の低下をサポートするというメカニズムは、睡眠不足に悩むビジネスパーソンにとって最も理にかなっています。
パジャマとしての肌触りも研究されており、寝返りのしやすさも抜群です。
Case B: 「デスクワークの肩こりが辛い」あなたへ → リライブシャツ(インナー)
一方で、あなたの悩みが
- 「仕事中の肩こり」
- 「夕方の腰の痛み」
にあるなら、就寝用のウェアでは解決しません。
ここで出番となるのがリライブシャツです。
デスクワークとリライブシャツの適合性は非常に高いと言えます。
なぜなら、リライブシャツは「着るテーピング」として、座りっぱなしで凝り固まりがちな筋肉を物理的にサポートしてくれるからです。
インナータイプを選び、Yシャツの下に着込むことで、日中の「攻めのリカバリー」が可能になります。
Case C: 「家ではとにかくダラダラしたい」あなたへ → VENEX
- 「家に帰ったらスイッチを切りたい」
- 「常に緊張状態で気が休まらない」
そんなあなたにはVENEXが最適です。
VENEXのPHT繊維が副交感神経に作用することで、着用するだけで体が「お休みモード」に入ります。
締め付けのないルーズなシルエットは、ソファでくつろぐ時間に最高の安らぎを提供してくれます。
【結論】: 最強の布陣は、「日中のリライブ」と「就寝時のBAKUNE」のハイブリッド使いです。
なぜなら、この点は多くの人が見落としがちですが、リカバリーには「活動中の負担軽減」と「睡眠中の修復」という2つのフェーズがあるからです。
私自身、以前は高いウェアを1着買って24時間着回そうとして失敗しました。
しかし、日中はリライブシャツで姿勢を支え、夜はBAKUNEに着替えて体温ケアをするようにしてからは、夕方の集中力と翌朝の目覚めが劇的に改善しています。



まずは睡眠環境への投資から始め、余裕ができたら日中の装備を整えるのが成功の秘訣です。
購入前に知っておくべき「落とし穴」 (FAQ)
最後に、リライブ、BAKUNE、ベネクスの購入前に気になるお悩みについてお答えします。
Q:洗濯で効果は落ちないのですか?
A:基本的に、各ブランドとも特殊繊維やプリントを使用しているため、通常の洗濯で効果がすぐに落ちることはありません。
ただし、BAKUNEやVENEXなどの機能性ウェアは熱に弱いため、乾燥機の使用は厳禁です。
乾燥機にかけると生地が縮んだり、機能素材が劣化したりする原因になります。
長く使うためにも、必ず洗濯表示を守り、陰干しを心がけてください。
Q:夏でも着られますか?
A:通年用モデルを夏に着るのはおすすめしません。
特にBAKUNEの通常モデルは保温性が高いため、夏場は暑くて逆に睡眠の質を下げてしまう可能性があります。
BAKUNE DryやVENEX コンフォートクールなど、各社から吸湿速乾性に優れた夏用モデルが販売されています。
季節に合わせてウェアを衣替えすることが、快適なリカバリーライフの鉄則です。
Q:サイズ選びで失敗したくありません。コツはありますか?
A:普段Mサイズを着ている方でも、リカバリーウェアに関してはLサイズを選ぶなど、ワンサイズ上を検討することをおすすめします。
リカバリーウェアは、体を締め付けないことが大前提です。
特に就寝時に着用するBAKUNEやVENEXの場合、ゆとりがある方が血流を妨げず、リラックス効果が高まります。
まとめ
本記事では、2025年の最新事情を踏まえ、リライブ、BAKUNE、ベネクスの3大ブランドを比較してきました。
- BAKUNE:深部体温をコントロールし、最高の睡眠を手に入れたい方へ。
- VENEX:副交感神経を優位にし、深いリラックスタイムを過ごしたい方へ。
- リライブ:身体機能をサポートし、日中のデスクワーク疲れを軽減したい方へ。
万能な魔法の服はありませんが、あなたの目的に合った「技術」を選べば、身体は必ず応えてくれます。
まずは、人生の3分の1を占める「睡眠環境」を変えることから始めてみてはいかがでしょうか。
BAKUNEで泥のように眠る感覚を取り戻し、その効果を実感してから、日中のリライブシャツを追加検討するというスモールスタートが、最も失敗のない戦略です。
あなたの明日が、今日よりも軽い身体で迎えられることを願っています。
- 一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」の定義等について – 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 (PMDA)
- TENTIAL、早稲田大学睡眠研究所との共同研究を実施 – 株式会社TENTIAL プレスリリース
- PHT繊維の機能性に関する研究成果 – 一般社団法人 日本リカバリー協会 / VENEX Re-science









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